トップページ >  > いつもの化粧品が恐い?!経皮毒に注意!

いつもの化粧品が恐い?!経皮毒に注意!

■経皮毒って何!?化粧品に配合された薬剤は肌から吸収されるの?
「経皮毒」という言葉を聞いた事はありますか?
"毒"という文字が付いているし、良い意味ではなさそうですよね。
経皮毒とは、化粧品などに含まれる薬剤が皮膚を通過して体内に入って行くという説です。
もちろん無添加にこだわり、薬剤を一切使用していない化粧品も存在します。
しかし一般的な化粧品には、化学物質などの薬剤が使用されているのです。
これらの薬剤は人の目では確認できない程小さいため、毛穴など簡単に入り込め体内に侵入して毒になると言われているのです。
もしこれが本当に起こっているのなら、本当に怖いことです。
少し前に"出産時、胎盤からお母さんが使っているシャンプーのニオイがした!"なんて説も出回り、経皮毒説がより意識されるようになりました。
果たしてこの経皮毒は事実なのでしょうか?


経皮毒とは、皮膚を通過して体内に薬剤が入り込むことです。
つまりいくつもの層から構成されるお肌の中を、薬剤は通過していかなければいけません。
一見、非常に薄く脆く見えるお肌ですが、その内側では強靭なセキュリティがしかれているのです。
私たちのお肌は目に見える表皮から始まり、その下の真皮、更にその下の皮下組織と構成されています。
さらにそれぞれの中にも、また複数の層があります。
そしてこのお肌を構成する層たちの中には、毛細血管が通っていないんですね。
まず体内に侵入した薬剤は、いくつもの層を突破しさらにその下に通っている毛細血管まで到達する必要があるのです。
私たちはちょっと擦りむいただけでも出血します。
これを考えると、強い薬剤ならいとも簡単に毛細血管まで到達してしまいそうですよね。
しかしご安心ください!
お肌から吸収された薬剤は、上から2番目の角質層の時点で侵入を阻まれてしまうのです。
角質層から更に下へと侵入するには「経皮吸収型製剤」などを用いなければ不可能なのです。
経皮吸収型製剤は、医薬品の塗り薬などに使用されるものです。
そのため市販されている化粧品などでは使用できず、よって薬剤が体内に侵入し毒になることもないのです。


■化粧品の美容成分は肌から吸収されず意味がないの?
薬剤がお肌から体内に吸収されることはない、と知って一安心ですが、今度はまた別の疑問が沸いてきませんか?
薬剤が吸収されないということは、化粧品に配合されている美容成分も全く意味がないのでしょうか?
コラーゲンやヒアルロン酸、ビタミンCなど美容に欠かせない成分は、多くの化粧品に配合されていますよね。
これらの美容成分は、薬剤と一緒でお肌の角質層までは吸収されます。
もちろん角質層から下へは侵入できないわけですが、お肌に効かせる為のものなのでこれで充分なのです。
化粧品を塗って、体内の病気を改善しよう!と思う方なんていませんよね。
化粧品はあくまでもお肌の調子を整えるものです。
そのため角質層までしか吸収できなくても、しっかりとお肌に働きかけてくれるのです。


その点、化粧品に配合された薬剤は要注意です。
体内に入り込んで毒になることはありませんが、角質層まで浸透してお肌に悪影響を及ぼすからです。
化粧品は毎日のように使うものなので、それだけお肌も影響を受けやすくなってしまいます。
お肌に悪影響を及ぼす化学物質は、できるだけ避けるようにしたいですね。