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大昔の女性はどんな方法でスキンケアをしていたの?

私たちの周りには、当たり前のようにスキンケア用品が溢れていますよね。
洗顔料にクレンジング、化粧水に乳液とあまりに数が多すぎて選ぶのが大変なくらいです。
しかしその分、本当に自分のお肌に合ったスキンケア用品を使えるようになりました。
私はここで一つ疑問に思ったのです。
大昔の女性たちはどうやってスキンケアしていたのだろう?と。
確実に言えることは、今よりもスキンケア用品の数は圧倒的に少なかったでしょう。
かといって大昔の女性が全くスキンケアをしていなかったわけではないようなのです。
現在私たちの周りに当たり前のようにあるスキンケア用品も、必ず起源となるものがあるはずです。
大昔の女性たちがどのようにしてスキンケアを行っていたのか。
ちょっと探ってみたいと思います。


■時代別に見た女性のスキンケア方法!
時代は平安時代まで遡ります。
平安時代の女性といえば豪華な十二単を身にまとい、床につきそうな長い髪。
そしてお顔は真っ白というイメージがありませんか?
この時代の女性たちは、毎日のように入浴をしたり洗髪をしていたわけではありません。
しかしお顔を綺麗に保つために、"藻豆(そうず)"という方法で洗顔をしていたようです。
藻豆は、恐らく大豆などの豆類を水で溶いて洗顔を行っていたのだろうと推測されています。
豆類は泡立つサポニンという成分が含まれています。
この泡を使って洗顔をしていたのではないでしょうか。
平安時代では口紅や眉を描く習慣はなかったものの、おしろいで顔を白くする習慣ははっきり記録されています。
この時代から女性たちは真っ白い肌に憧れていたことが分かりますね。


続いて戦国時代を見てみましょう。
実は戦国時代は、石けんが初めて日本に輸入された時代だと言われています。
鉄砲などと一緒にポルトガル人が石けんを持って来たんだそうです。
しかし当時は石けんの使い方が違ったようです。
なんと下剤として内服されていたんだとか!
確かに石けんを口にすれば、お腹を壊し下剤効果があるのも想像できますね・・。
当時の女性はまだ石けんで顔を洗うことは知らず、平安時代同様"藻豆"であったり灰汁などを用いて洗顔を行っていたようです。
灰汁には脂を落とす効果があるとされています。
戦国時代にもなると、一般庶民であっても化粧が当たり前になっていたようです。
そのため灰汁はクレンジング剤として使われていたのかもしれませんね。


今度は江戸時代に移ります。
江戸時代の女性たちは、藻豆ではなく糠での洗顔が一般的だったようです。
糠は現代でも美白効果がある、美肌効果があると評判ですよね。
すでに江戸時代の女性たちは糠の効果を知っていたということなのです。
糠の他にもパウダー石けんのような洗顔料が数多く登場し、米のとぎ汁でパックを行うこともあったようです。
江戸時代の女性は、お肌の白さとキメの細かさを追求していたようです。
江戸時代にもなると、現代のスキンケアの起源が見えて来ますね。
時代は違っても"美白"というものは女性たちの憧れだったようです。


■大昔の女性たちを真似した方が良い?
大昔の女性たちは、今のようにスキンケアが発達していないにも関わらずお肌が綺麗だったそうです。
では大昔の女性たちが行っていたスキンケアを真似した方がいいのかしら?と思ってしまいますよね。
しかし当時は、今と食生活も生活習慣も違います。
大昔は和食中心で、しかも動物性の脂を摂取することがあまりありませんでした。
現代の食生活は違いますよね。
当然大昔の女性たちと現在の女性たちとでは、肌質も体質も違うのです。
そのため私たちが大昔の方法でスキンケアを行っても、美肌には近づけないと思います。
その時代に合ったスキンケア方法を行うのが、美肌への近道だと言えるでしょう。